金鈴学園について
児童養護施設は、さまざまな事情から家庭で暮らせない子どもたちを児童相談所の決定により受け入れ、その生活に寄り添いながら、社会的自立、家庭への復帰、里親への移行などを支援する施設です。
金鈴学園には原則として2歳から18歳までの子ども(定員38名)が、地域の学校に通いながら生活しています。本体施設(金鈴学園)の他、より家庭的な生活環境である地域小規模児童養護施設(定員6名)を2か所、運営しています。
保育士、児童指導員、相談員(社会福祉士)、臨床心理士、栄養士など様々な専門職が連携しながら、子どもたちの心のケアと養育支援に努めています。
金鈴学園の特徴
食事は、身体的にも心理的にも子どもの成長の礎となります。日常生活を通して子どもが食に親しみ、食の時間を楽しみにし、そして食を通して正常な社会性を身につけ、文化の担い手となれるような支援に努めています。
子どもが安全に遊べるような環境を提供し、見守ることも、大切な支援の一つです。子どもは自発的な遊びを通じて思考力、創造性、対人マナーなどの社会性を身につけていきます。最近は園でも中高生はスマホやゲームをいじる時間が多くなりましたが、まだまだこのように外で遊ぶ風景もたくさん見られます。
れいめいでは、子どもの基礎学力の回復・定着を図り、進路の実現に向けて最大限の支援を提供しています。
学習支援の大きな柱として、株式会社公文教育研究会様との契約に基づき、小中学生を対象に公文式学習法を取り入れ、教材提供と学習指導のサポートを受けています。
中高生は学習塾に通うこともできます。高校卒業後に大学等へ進学する児童の割合も多くなり、進学後や就労後のアフターケアにも力を注いでいます。